柔道整復学科 柔道整復学科

柔道整復師とは

柔道整復師は人体のもつ自然治癒力を利用して機能回復をはかる職業です。スポーツの現場で脱臼や骨折、捻挫などの応急処置を行ったり、介護・福祉の現場で機能訓練を行ったりと、幅広い分野で活躍できる資格取得を目指します。

講師紹介

柔道整復学科長
大久保 博臣さん
患者様とコミュニケーションがしっかり取れて、知識と技術を備えた、みんなから愛される柔道整復師を育てたいです。知識と技能ももちろん大事ですが、人を扱う上で患者様の立場に立った気遣い、気配り、目配りを大切にして欲しいです。
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POINT

学びのポイント

高い合格率!国家試験合格率94.4%(2019年実績)

スポーツや福祉分野、独立開業など幅広く活躍できる!

NSCA認定パーソナルトレーナーも取得できるから、トレーニングの指導まで幅広く学べる!

午前中だけの授業で学ぶことができます。
1年次はとにかく医療分野の基礎固めです。規定のカリキュラムに加え、国家試験の過去問題集なども夏期講座や冬期講座でこなしてもらっています。国家試験は結果が全て。1年次から結果にコミットする思考をもつよう指導しています。やりたい仕事に直結した勉強なので、みなキラキラしながら通学しています。
2年次は1年次につけた基礎力を土台に応用力をつけていく過程です。JATI日本トレーニング指導者認定資格に挑戦してもらいます。柔道整復実技に加えて解剖学など医療の専門科目を学ぶことで医療従事者になるという自覚が芽生えはじめ、やる気もアップしていきます。
3年次は4月からすぐ国家試験受験へ向かってすべてが進んでいきます。勉強の面では基礎力を徹底的に向上させます。また就職を見据え社会力を向上させるため、臨床での考え方や、患者とのコミュニケーションの取り方なども学んでいきます。3年間を通じて未経験の領域へ踏み込んでいくので、素直に且つ能動的に動けることが重要になってきます。

CURRICULUM

授業内容
柔道整復師が施す施術は多様で、手で施す方法以外に、機器を使用するものもあります。実習では、多様な施術を一つひとつ丁寧に学んでいきます。
温熱療法
熱を加えることで痛みの抑制や血流をスムーズにするほか、精神的なリラックス効果も期待できます。手軽で普及している治療法の一つです。
テーピング
負傷した部分にテープを巻いて固定することで、損傷した部分を施術するだけでなく、ケガの予防としても行われます。柔道整復師には必須の技術になります。
手技療法
施術者の「手」で患者の体に、揉む・押すなどの刺激を与え、人体が生来備えている自然治癒力を活性化させて損傷や機能の早期回復を図ります。
運動療法
徒手または器具を用いて運動を積極的に取り入れながら、症状の軽減や機能回復を図ります。
物理療法
電気、温熱、光線などの物理的エネルギーを用いて痛みを和らげ、関節の可動範囲を広げるなど生活動作を円滑に働かせる療法です。

EQUIPMENT

設備
実習室
あらゆる外傷に対する手技を学び、第一線で活躍できる人材を育てます。
スポーツ接骨施術院
現場を再現した実習を行います。外来の患者様も利用できる施設です。
柔道場
柔道を源流とした医療技術を用いて人体の持つ自然治癒力を利用し機能回復を図る。
目標とする資格
柔道整復師国家試験受験資格
国家資格
3年の課程を終了することで、国家試験の受験資格を得ることができます。
NSCA認定パーソナルトレーナー
目指せる職業
接骨院
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などに対して手による施術、機器による施術などで回復をはかります。
スポーツチーム等のメディカルトレーナー
スポーツにつきものの外傷の急性期対応や予防を行います。メディカルトレーナーとしての柔道整復師のニーズは高まってきています。
医療機関やリハビリ施設
いわゆるリハビリテーションと呼ばれる「後療法」を病院などの医療機関で行います。
介護福祉施設・デイサービスの機能訓練指導員
介護付き老人ホームやデイサービスの一環として、運動器リハビリ、身体機能の低下防止を指導します。
その他(スポーツ施設、医療メーカー等)